● 足山田のお犬様 前のページへ戻る   HOMEへ戻る

 足山田のお犬様は、弘法大師堂の西の小高い山の中腹にあります。 桧の葉で社をふき、犬の形をした中山神社がありますが、通称これをお犬様と申上げております。
 昔足山田部落へ猪が出て、農作物を荒しどうにも因った時がありましたが、岐阜県恵那郡櫛原村に、中山神社と云って犬の守護神がありまして、その御分神をお迎えして祀ると、猪が出なくなるという事で、村中相談しましてお迎えすることになり、12月20日の中山神社の大祭の日に、代表3人を選んで御分神をお迎え致しまして、その御分神を桧の葉で作った卸ほこらに御祀りし、毎年大祭には大字の代参として2人宛交代で参拝して御分神をお迎えしてお祭を行い、宮守が三宝の上の卸すがたに、御神酒、御塩等を供えて、お祠から向山城下を通り、上長山、大木、西原境を経て元のお祠に奉神します。 それは御守護頂く区域を申上げる為だそうです。
 こうして御分神をお迎えする様になってから、猪の出るのが非常に少なくなりました。 この日を部落では御迎え祭として、参詣人に餅等を接待し、残りを投げ餅として参詣する人を喜こばせましたが、戦時中に代参は取止になりました。 今日では氏神様の秋祭りと共にお犬様の祭りも取り行われ、参詣客は後をたたなく中々のにぎわいです。
 「一宮町むかしばなし」(一宮町若辺大学発行)より


お犬様

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