| [ 竹島弁財天総参り ] |
昔々、蒲郡の竹島に大きな嵐が押し寄せて、弁財天の社が こわれてしまった時、守り神の宇賀神さまである白へびさまも、大波に流されてしまい、国府の村に 流れ着いたとさ。 弁天様と守り神の宇賀神さまがはなれてしまっていては一大事だ、と 国府村の人たちが竹島まで送り届けることにしました。 白へび姿の神様をそのままおおくりするわけにはいきません。そこで、社ごと運ぶことにしました。 みこしを先頭に、酒だるや、おもちをつんだ大八車がつづきます。その後に、人々の行列ができていました。まるで、お大名かお姫様の行列のようでした。 竹島の村の入り口あたりに来ました。 今度は、竹島の村の人たちが、大ぜい出むかえていてくれました。国府の村の人たちと同じぐらいの人数です。 無事、竹島までみこしを運びおわると、小さな社から白へび様がでてきました。そして、深く頭を下げると弁天様の社の中にするすると入っていきました。
「国府のむかしばなし」より抜粋 |
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