水神淵と雨ごい祭り 前のページへ戻る   表紙へ戻る

 五反田部落から川上部落へ通ずる道が黄柳川に迫っている道下の川岸に、水神様を祭っている祠がある。この下を水神淵という。
 昔から、村に日照りが続くと、村の人たちはこの水神様の前に集まる。そして村中のお寺の和尚さんに来てもらい、この淵の川原で大般若経を長々とあげ、最後に満光寺の方丈様がお血脈というものをこの淵に納めて雨ごいをした。
 もしその血脈が川下へ流れ去ってしまうと、雨ごいを聞きいれてくれない結果となって雨は降ってこない。しかしその血脈が水神淵へ無事納まるとたちまち恵みの雨が降ってくるのである。

鳳来町誌民族資料編(南設楽郡鳳来町発行) より引用 


水神淵

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