曹洞宗の寺院で、山号は東椙山、本尊は十一面観世音菩薩。
「元来、石田に築城された石田新城の菩提寺として永世5年(1508年)に伝壽山萬福寺として石田にあったが、永禄5年(1562年)新城が端城への移転に伴い当所に建立された。
開山は華宗英香大和尚、開基は端城城代菅沼十良兵衛定氏なり。 本尊の十一面観世音菩薩は天和2年(1682年)より奉られる二寸七分の丹慶正作に元禄12年(1700年)一尺三寸五分の新仏を造り、正作を御腹籠として内に収めて奉納される。
本堂前庭にある蘇鉄の築山は、江戸時代参勤交代の際の置き土産であると口伝されている。」 説明板より |